静と動

兼好師匠にお話をうかがっていると、ものすごく考えさせられることが度々あります。
プロの噺家さんって、ほんと色々なことを考えながら落語を語っているんだなあと。

たとえば今習っている「つる」。
御隠居さんの家に遊びに来た若いはっつぁんとご隠居さんのやりとりから始まって、鳥の鶴が「つる」という名前になった由来の話につながります。

後半、結構動きの出てくる話なのですが、このとき兼好師匠が言われたのが、後半の「動」に対して、前半の「静」。

動きのある後半に向けて、前半は極力動きを少なくした方がいい、ということ。

素人考えでは、前半のはっつぁんとご隠居さんのやりとりに、いろいろギャグを入れたり動きをつけたりしたくなりがちです。
そこの部分が一番いじりやすい、というのもあります。
後半部分は話の核なので、なかなか改編しづらいのです。

だから、つい前半にたくさん笑いが欲しくなる。

でも、その衝動をぐっとがまん。
ふたりのやりとりからフワフワと空気をつくっていき、後半の盛り上がりを引き立てる。

確かに、うまく語ればその効果はもの凄く大きいと思います。

お手本で兼好師匠がやってくださった際は、まんまと話に引き込まれました(笑)

こういう考え方って、落語以外にも応用できそうな気がします。

たとえばビジネスマンであれば、プレゼンにこのような考え方をうまく埋め込めば、クライアントをまんまと話に引き込むことができるかもしれません。

落語を習う、というのは、単純にそれだけでも楽しいのですが、ちょっと捉え直してみるだけで、日々の生活のスパイスになってくれるような気がします。

最近いろいろなところで落語教室が増えているようですが、さもありなん、ですね。

落語教室はいろいろありますが、兼好師匠に教えていただけるのは「落語指南ゆうじん会」だけです。たぶん。

どうぞふるってご参加ください。

お問い合わせは、このブログの「メールフォーム」からどうぞ。


「落語指南ゆうじん会」

日時:2010年7月10日(土)16時開始

会場:墨田区緑一丁目会館3階 (墨田区緑1-12-11)
   JR両国駅下車 徒歩7分

会費:2,000円
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